安曇野からの手紙

2011/06/14牛たちが喜ぶために。

安曇野の水田は田植えも終了し、早苗の緑が一段と鮮やかさをまして来ました。

           
我が家では自給粗飼料のメインであるデントコーン(250a)の播種が終了し、いよいよ牧草(550a)の収穫作業に入りますが、今年は梅雨入りが二週間程早く晴天の日が続かず、良質な乾草に仕上げる為の収穫作業の段取りに苦労をしています。昨日は今シーズン機械の故障がなく無事作業が出来るように作業機械三台のメンテナンスを1日掛りで行いました。

写真は裁断型ロールベーラーを使用し、昨年秋収穫したコーンロールサイレージです。協同乳業社員の牧場研修の一環で作業を手伝って頂きました。酪農家の粗飼料 作りの苦労の一端を理解頂けたかと思います。

 

安曇野ブログ18.jpg

これから夏場に向かってこのロールサイレージと牧草が牛達が一番喜ぶ粗飼料となります。毎日健康で美味しい生乳の生産に励んでくれます。消費者の皆さんに安心して飲んで頂ける様、乳牛 共々頑張ります。      高山牧場(高山計明)

posted by 信州安曇野牛乳 category:酪農家から

2011/06/13かわいい子

先日、およそ7ヶ月ぶりに♀の子牛が生まれました(^-^)v



安曇野ブログ17.jpg

その後もう1頭生まれ、これからこの2頭をコンビとして、大事に育てていきたいですヾ(^▽^)ノ

(丸山牧場 丸山康仁)

posted by 信州安曇野牛乳 category:酪農家から

2011/06/09農業体験

5月27日~30日にかけて大学生を6名受け入れ、農業体験ということで林檎と牛の作業をしてもらいました。
牛の作業では餌やりと乳搾りをしてもらったのですが、初めて見る牛の大きさに驚いていた様子でした。

農業体験のあと学生が書いたレポートを読まさせていただきました。
3泊4日という少ない時間ですが、
『牛に直接触れる事で生命の暖かさを感じる事ができました』とか
『自然に生かされているということを、理論ではなく体験として実感できました』など
普段の生活ではすることない事を経験し、色々な事を感じとってくれたみたいで、僕自身もよかったなぁって思いました。

甕(もたい)牧場 甕 隆行

 

安曇野ブログ16.JPG

posted by 信州安曇野牛乳 category:酪農家から

2011/06/03おいしい牛乳は良質なエサ作りから

山々の雪形も姿を消し日差しが強くなり始めた頃ですが、
我が家では田植も終わり、エサ用のトウモロコシも芽を出し、家庭菜園には野菜の苗を植えてと、それぞれの作物が育ち始める。
その一方、牧草の収穫を迎えようとしています。
我が家の牧草はイタリアンライグラスという品種で、乾草(天日で乾かした干し草)にして年間通して牛達に与えています。
太陽の日差しをいっぱい浴び、しっかり乾くとおいしいエサの出来上がりですが、
途中雨にあわせてしまうと、牛達はおいしさ半減、自分はうまく出来なかったと気持ちが半減って具合で、収穫時は晴れの日が続くように祈るばかりです。
「おいしい牛乳は良質なエサ作りから」をモットーに牧草の収穫に頑張ります。
(内田牧場 内田寿幸)
安曇野ブログ12.JPG

posted by 信州安曇野牛乳 category:酪農家から

2011/06/02馴染みの場所がロケ地に。

先日、久しぶりに休みをとって上高地に行ってきました。
天気がよく、山も綺麗でしたよ。
さすがシーズンというだけあって、平日にもかかわらず、観光客でにぎわっていました。

帰りには北アルプスが舞台の映画『岳』を観ました。ロケ地には上高地や松本市内も使われていて、中には自分に馴染みのある所もいくつか出てきました。是非皆さも観にいかれてはいかがですか。(写真:河童橋)

甕(もたい)牧場 甕隆行

 

安曇野ブログ11.JPG

 


 

posted by 信州安曇野牛乳 category:酪農家から

2011/05/10常念のお坊さん

安曇野も春本番であちらこちらで、田植えが始まっています。

さて、雪形というのものをご存知でしょうか?北アルプスの山々には残雪と岩によってできる、多くの雪形があります。例えば、我が家から見える常念岳にはこの時期、常念坊という横を向いたお坊さんが徳利を手にした雪形が現れます。

この雪形が現れると、農作業の始まる目安とされてきました。その他にも、爺ヶ岳や蝶ヶ岳、白馬岳など、数多くの山々で見ることができます。先人の自然から得た知恵に、本当に感心します。


雪形を探しに、春真っ盛りの安曇野に是非、お越しください。
(写真は、常念岳です/太田牧場 太田亨)

安曇野ブログ10.jpg

posted by 信州安曇野牛乳 category:酪農家から

2011/05/03安曇野の音

だいぶ暖かくなり春めいてきましたね。安曇野の桜は葉桜になりつつあり新緑の季節ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

最近気になる野鳥がいます。 朝、犬の散歩をすると、聞き慣れない鳥の声が聞こえてきました。 鳴き声というより木をくちばしで叩く音。 姿は見えませんが、音だけが朝の静寂によく響いて独特の音の世界が広がるは感無量です。近所の野鳥博士に聞いたらアカゲラという鳥だそうで、キツツキの仲間でした。 

もう時期ライ麦の刈り取りが始まり、終わったらすぐモロコシの種まき、牧草の収穫が始まります。春の新芽をくれて搾った牛乳をみなさんに届けられるかと思います。 写真は関係ありませんが、近くで写した芝桜です。      (古幡牧場 古幡智弥)

安曇野ブログ9.jpg

posted by 信州安曇野牛乳 category:酪農家から

2011/04/28牛乳店と有意義な交流ができました

信州安曇野、今、桜が満開です。

5月の連休には水田に水が張られ田植えのシーズンとなり、夜になると水田でカエルの大合唱が始まります。

4月10日、山梨県のメイトー牛乳販売店の役員の皆さん十数名が新製品である信州安曇野牛乳の発売を受けて、研修のため、当安曇野に一泊二日で来られました。信州ミルクランド、酪農家での研修をされた後、当地の食堂で酪農家6名と[おひさま御膳]を頂きながら酪農家、販売店、メーカー、獣医師のそれぞれの思いを語りながら有意義な時間を過ごしました。

酪農家限定信州安曇野牛乳が力強く第一歩を踏み出した事を実感致しました。

高山牧場 高山計明

安曇野ブログ8.JPG

 


 

posted by 信州安曇野牛乳 category:酪農家から

2011/04/25おいしいエサ作りが始まりました。

ここ安曇野では桜も咲き、春本番となっております。私の家では水田酪農という手法をとっています。水田酪農とは牛の糞から堆肥をつくり、稲作に活用、米をとれた後の藁を牛のエサに使用する循環型の酪農です。

そのため、稲の種蒔きを先日行いました。機械で苗箱に土と種籾を入れ、およそ900枚を写真のようにビニールハウスに並べていき、一ヶ月ほど生育させ、田植えとなります。そして9月には稲刈りとなる予定です。安曇野のおいしいお米を皆さんも機会があればぜひご賞味下さい!


これから、牛のエサとなるとうもろこしの種蒔き、そして牧草の収穫と忙しくなってきます。牛が喜んで食べてくれるエサを作り、おいしい安曇野牛乳を搾っていきたいです!

丸山牧場 丸山康仁

 

安曇野ブログ4.jpg

posted by 信州安曇野牛乳 category:酪農家から

2011/04/18りんごの花、安曇野の春

安曇野の厳しい冬もようやく終わり、風はまだ少し冷たいですが暖かい日差しに春だなぁ、と感じます。

このところの暖かさで林檎の花のつぼみも大きくなりました。

例年通りなら5月の連休には花が咲きます。この辺りは林檎の産地なので、この頃になると林檎の白い花でいっぱいになります。

綺麗ですよo(^o^)o

甕(もたい)牧場  甕隆行安曇野ブログ写真3.JPG

posted by 信州安曇野牛乳 category:酪農家から
前の10件 1  2  3  4