食べて守る~おいしく食べるだけで産地が守れます~

食べて守る

産地には課題がいくつもありますが、未来に素材を残すために生産者は奮闘しています。食べるコトは消費につながり新たな生産の糧となり、産地を守るコトにつながります。

安納芋のおはなし

~鹿児島県 種子島の「安納芋」~ 始まりは江戸時代

種子島とサツマイモの関係の始まりは江戸時代。19代島主 種子島久基が国内で初めて栽培に成功し、飢饉を救った作物として全国に広がっていきました。
1988年(昭和63年)、種子島で作られていたおいしいサツマイモを集めて優良品種の選抜が行われ、栽培されていた地域の名前をとった「安納芋」が誕生しました。

島の宝に忍び寄る課題

焼き芋ブームにより、安納芋の生産量は一気に増加します。その結果、味や外観・品質のばらつきが問題となり、「島の宝 安納いも」の価値を守ることが課題となりました。

島の宝を守りたい!産地のこだわり

発祥の地の品質を守り育てるため、農家、自治体、JAで「安納いもブランド推進本部」を設立しました。「食べた人が笑顔になるために」栽培技術や品質の向上に取り組んでいます。

あなたの笑顔が見たいから私たちは、島の宝「安納いも」の安定供給に努めます。私たちは、信頼の「安納いも」生産に努力を惜しみません。これからも私たちは、あなたの感動と笑顔の為に歩み続けます。 安納いもブランド推進本部

自慢の在来種

安納芋は種子島で作られてきたサツマイモの在来種です。在来種は品種改良品と比べて、栽培に手間がかかり、大量生産が難しいといわれます。
何代にもわたって守り続けてきた種子島の宝「安納芋」のおいしさを守るため、生産者の皆さんは努力を惜しみません。

あえて手間のかかる栽培で

種子島の安納芋の苗は、品質が優れている安納芋を選抜し6カ月もの期間をかけて作られます。苗の生産には、島の高校生も参加しています。島全体で育て継承する取り組みが行われています。

芋蜜のおはなし

~伝統自然食品「芋の蜜」~ 100%のサツマイモ

「芋の蜜」は、江戸時代から南薩摩地方で作られている伝統の素材で「あめんどろ」と呼ばれています。原料はサツマイモ100%。熟成された甘いサツマイモをじっくり煮詰めて作られます。

伝統を守り続ける

十数年前、芋蜜屋4代目が店をたたみ、伝統は風前の灯火に。地元の若者が伝統を残したい思いで4代目に弟子入りし、芋蜜を復活させました。

サツマイモにこだわるプロフェッショナル集団

サツマイモは、農場スタッフが大事に育てています。農場から学ぶのが農場の基本。生態系を壊す農薬や化学肥料は使いません。
芋のことになると話が次々と出てくる生産者。地域の仲間で愛情をこめて栽培を行っています。

*生態系に影響のない自然由来の農薬を稀に使用することがあります。

日本生まれ 世界へ誇れる蜜

あめんどろは、100%薩摩芋(安納芋)でできています。芋の蜜は他のシロップに比べて健康への貢献度が高いのも特徴です。低GI値など沢山の可能性を秘めています。味だけではなく、体にもおいしい食品です!

 「本場の本物」認定

「本場の本物」は一般財団法人食品産業センターが運営している、地域食品ブランドの表示基準です。
いわば「原料」と「製法」へのこだわりの「あかし」であり、選ばれた食品だけがつけられる勲章です。
あめんどろは2020年に認定されました。目指すはハチミツとメープルシロップに並ぶ「三大蜜」です。

商品のおはなし

~開発者日記~

種子島の安納芋と、南薩摩で作られた「芋の蜜」を使用し、鹿児島の『おいしい!』を詰め込んだ安納芋プリンです。努力を惜しまない、種子島の生産者の方々の思い。伝統文化を未来に残したいという志の素敵なあめんどろ生産者の皆さん。
生産者の情熱と日本の伝統の素晴らしさをプリンを通してお伝えします。

~研究者日記~

安納芋の特徴であるねっとりした食感が楽しめます。
「芋の蜜」特有の口の中にやさしく広がる甘さを活かした味わい作りにこだわりました。サツマイモの素朴な甘さを一口づつ、ゆっくりと味わってみてください。

商品紹介

鹿児島 安納芋プリン(商品画像)

栄養成分表示 1個(105g)当たり
エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量
146kcal 3.4g 7.0g 17.4g 0.1g
原材料名
卵(国産)、砂糖、植物油脂、乳製品、デキストリン、安納芋粉末、安納芋蜜/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料
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