産地のおはなし

食べて守る~おいしく食べるだけで産地が守れます~

産地には課題がいくつもありますが、未来に素材を残すために生産者は奮闘しています。食べるコトは消費につながり新たな生産の糧となり、産地を守るコトにつながります。

課題1:収穫は、足腰にこたえます・・・・

生産者46名の平均年齢は、なんと60歳以上。阿蘇は山間部のため、収穫は中腰で大変な作業です。 後継者不足により、生産者数は年々減少し、栗栽培の将来が危ぶまれています。

課題2:イノシシには楽園、でも・・・・

栗の木は離農後も毎年、実をつけます。イノシシなどの害獣にとっては最高のごちそうです。離農は山の荒廃にもつながります。離農を防ぐ農業のあり方を考えることが未来への第一歩です。

~みんな、おいでなはりまっせ~(熊本弁:みんな、いらっしゃい!)

世界最大級のカルデラや、阿蘇山をはじめ、多くの観光スポットがあります。また、名水 100 選の湧水、広大な草原、春や秋に発生する雲海など自然豊かで素敵なエリアです。

原料のおはなし

出会いは縄文時代!

日本人と栗の出会いは約5000年前。
三内丸山遺跡(青森県)から栗が出土しています。
日本人は昔から栗が好きだったのですね。
阿蘇では戦後から栽培を始め、
栽培技術を継承しています。

桃栗3年柿8年は本当・・・??

栗が安定して収穫できるようになるのは、樹が成熟する
6年目頃からです。 それまでにも、おいしい栗を実らせる
ために接ぎ木、挿し木、 剪定を行い大切に育てています。
収穫までに時間を要することは 新規就農者が増えない
原因の一つになっています。

低樹高栽培!これが技術です

冬の時期に剪定を行い、樹を低く管理しやすい状態
に育てます。太陽の光が樹全体に当たることで、
美味しい栗が育ちます。これを低樹高栽培といいます。
阿蘇では定期的に勉強会を開催する事で技術継承し、
美味しい栗を育てています。

収穫から出荷まで、手のかかるかわいい子です

大きく甘く育った栗を丁寧に収穫します。傾斜のある
畑での作業は大変です。収穫した栗は丁寧に手で検査し、
サイズごとに分類をしていきます。

商品のおはなし

~生産者日記~ 未来へ、おいしい栗を届け続けたい

熊本県の栗の生産量は全国 2 位です。
収穫など大変な作業が多く、苦労もありますが、
阿蘇で育ったおいしい栗を、より多くの 方々に
食べていただきたいと頑張っています!

~開発者日記~ 当たり前にあること、生産者へ感謝

秋といえば栗。生産者さんの苦労と努力によって
美味しい栗が出荷されています。しかし、このまま離農
が進めば、食べられなくなる日が来るかもしれません。
皆さんに伝えたい産地の想いを
おいしいプリンに込めてお届けします。

~研究員日記~ 生産者と皆様のおいしい架け橋に

阿蘇の太陽を浴びてぷっくりと育った和栗の
やさしい味わいを余すところなく詰め込んで
おいしいプリンに仕上げました。

商品紹介

阿蘇和栗プリン(商品画像)

栄養成分表示 1個(105g)当たり
エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量
144kcal 4.2g 7.0g 16.0g 0.1g
原材料名
卵(国産)、砂糖、脱脂粉乳、植物油脂、和栗ペースト、果糖、デキストリン/乳化剤、カラメル色素、安定剤(増粘多糖類)、香料
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