協同乳業株式会社 SDGsの取組み

基本姿勢

協同乳業は創業の精神「酪農と乳業の共生」のもと、良質な国産生乳を原料に、新鮮でおいしい牛乳･乳製品等をお客様にお届するため、持続可能な酪農業を支援しています。その日々の酪農家の努力を「生産者の顔の見える」商品づくりに反映し、消費者の皆さまにおいしさをお届けできるよう取り組みを続けています。
また、「健康増進への貢献」をテーマに、腸内細菌叢が産生する代謝産物に着目し、ポリアミン等の機能の基礎的研究を進め、商品開発に活かしています。

酪農と乳業の共生

当社は社員獣医師を配し、診療活動を通じて酪農家の経営継続に貢献しています。定期的な診療業務のほか、乳質改善の指導、飼育管理勉強会、酪農経営勉強会などを開催しています。
また、牛乳販売店に向けて酪農講座の開催、消費者に向けて食育授業や触れ合い体験イベントの実施など、酪農への理解を深める活動も進めています。
酪農家と消費者をつなぐ活動に力を入れ、牛乳の消費拡大と生産基盤の安定のため、理解の促進や牛乳乳製品の魅力の発信に取り組んでいます。

主な取組み

社員獣医師による診療活動、酪農経営フォローなどの補導事業
酪農の理解醸成活動
オンライン牧場体験
酪農家のつぶやきPOP
酪農家の所得向上に繋がる牛乳・乳製品の消費拡大への取り組み
こども食堂への支援

研究

当社は、ビフィズス菌を主軸に腸内細菌叢の代謝産物と健康・疾病との関わりに着目し、独自の研究を長期的視野に立って進めており、健康寿命の延伸に繋がる知見を提示してきました。
これらの研究成果を応用研究で機能性食品化とすることにより、これからも人々の健康増進に貢献していきます。

主な取組み

腸内細菌叢由来ポリアミンによる健康寿命延伸作用、とりわけ血管内皮機能改善や認知症予防機能などの研究及びその成果の論文発表による食品・医学・薬学分野への貢献
未解明代謝産物の研究及びその成果を介した食品・医学・薬学分野への貢献
これらの研究成果をプレスリリース等でわかりやすく解説し、国民への健康科学知見の普及
おなかにおいしいヨーグルト（特定保健用食品）
LKMヨーグルトしなやか血管サポート（機能性表示食品）

商品開発

自然の恵みを大切にし、"乳の価値"をお客様にお届けするため、国産生乳、乳製品を使用したおいしさにこだわった商品や、独自性と付加価値のある商品開発に取り組んでいます。
また、産地牛乳などの地産地消や、地域産業（農業）の発展に貢献する商品づくりにも取り組み、お客様においしさと健康をお届けしています。

主な取組み

「生産者の顔の見える」、「生産者の想いが伝わる」商品作り
産地生乳を使用した牛乳（東京牛乳、おいしい愛知牛乳など）・産地生乳を使用した乳製品（信州産特選生乳を使用した農協ヨーグルトなど）
地域の特産農産物を使用し、地域農業の発展に貢献
国産こだわり素材プリンシリーズ・植樹など地域交流活動
流通に乗らない規格を外れた国産農産物を使用した商品作り
農協ミルクいちごなど
おいしさにこだわった新殺菌製法